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藝大の卒・修了展ー美術作品を見ることについて

by Natsuki  2013 年 1 月 29 日 – 22:46  category 思ったこと考えたこと

東京藝術大学の卒業・修了展にいってきました。
藝大の卒業・修了展に来るのは二回目です。
今回は、牧田愛ちゃんの修了作品を見に行くのが目的でした。
愛ちゃんは、ご近所に住む藝大生です。
今回の修了展に合わせて、愛ちゃんの代表作をおさめたリーフレットをデザインさせてもらいました。

愛ちゃんの作品は、画像だけでもその迫力が充分伝わってきます。
その力強さに私はデザイン作業しながらすこし涙が出そうになりました。
これだけ絵に力があると、デザインがやることは至ってシンプルでした。
愛ちゃんのこれまでの作品、ちょっと紹介。




↑上 わたしが好きな作品「laugh」。バイクのエンジンを左右対称で描いているのだけど本当に笑っているように見える。
↑下 今回のリーフレットの表紙に使った「Arrival freeway」。表紙にぴったりでした。

さて卒業・修了展。
愛ちゃんは、この日いなかったので会えませんでしたが、初・ナマ作品を鑑賞してきました。
これまでの作品より、すごく緻密な感じがしました。
(写真とっちゃいけないかなあと思って撮りませんでした…泣。)

他の卒業・修了生の作品も、駆け足でザザーっと、時間の限り見て回りました。
藝大にはデザイン科もあるので
「美術」の中に「デザイン」 も並んでいました。

デザインは(一応)専門なのと
問題意識やデザイン的な解決方法を見て
ある程度、良し悪しを自分の中で決められるのですが
「美術」作品についてはなかなか難しいなあと思います。
私自身、美術の動向や歴史にそんなに明るいわけではないので
それぞれの作品を客観的に評価することはできません。
ただ、作品の前に立って、いいな、とか、なんか好きだなとか、気持ち悪いな、とか
ごく主観的な感想を持つだけです。
今回の展覧会でも、いくつか自分の感覚にぱさっと引っかかる「美術」がありました。
ただ、でもそれは、その作品をいい!と評価するというより
あくまで「ああ、私はこういうものが好きなんだ。こういうテーマやモチーフに反応するんだ。」という、
自己確認の作業をしているような気がしました。
作品を通じて自分を観察していると言うか。
(でも、それって作品を見ているようで見てなくて、自分を見てるってことなのかなー)

そう言えば、会田誠さんの森美の展示に抗議文が出されているとか。
美術の見方って、議論できることがたくさんありそうです。

 

<おまけ>
今回の駆け足鑑賞の中でいいなあと思った方のサイト。
写真の作品でした。

金瑞姫さん
http://www.kin-xx.com/indexhibitv070e/

展示でみたのは、身体の写真だったけれど
会場におかれていた作品集の中にあった「light」というシリーズがなんかぐっときました。
すごく普通の部屋の写真ですが、かっこよかったです。

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